時代が「中島みゆきの歌」を求めている。

Loading...
× 閉じる
中島みゆき 中島みゆき
緊急事態宣言後初となる、
待望のオリジナルアルバム
『世界が違って見える日』。
“こころに寄り添う「愛」と「勇気」、
そして「希望」の歌”がここに誕生。
中島みゆき

中島みゆきが“宇宙大統領役”で出演するサントリーBOSS 30周年記念TV CM。全91曲のシングルのサブスクリプション音楽配信の開始。月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』の主題歌を収録したシングル『ともに/銀の龍の背に乗って』の発売。主題歌「銀の龍の背に乗って」が再び大きな注目を浴びた映画『Dr.コトー診療所』と過去の5つのライヴ映像をまとめた映画『中島みゆき 劇場版ライヴ・ヒストリー2』の公開。
2022年の秋から現在まで中島みゆきの話題が途切れることなく続く中、待望のオリジナルアルバム『世界が違って見える日』がついに発売。

このアルバムを手にとってまず目に飛び込んでくるのはモノクロの世界で逆光の中、風船を持つ中島みゆきのシルエットが印象的なCDジャケット写真。そして赤字で刻まれた『世界が違ってみえる日』という時代を象徴するアルバムタイトルだろう。

そのどちらも、アルバムに込められたメッセージの一端を担っているのは間違いないだろう。

中島みゆきが放つ
“こころに寄り添う「愛」と「勇気」、
そして「希望」の歌”

3年ぶりに届けられた本作品は、吉沢亮主演の月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』の主題歌「ともに」からスタート。生きる「勇気」を鼓舞するメッセージが入口となっている。そして2021年に工藤静香に提供した「島より」、2007年にクミコに提供した「十年」の2曲のセルフカバーに加え、日本を代表するシンガーソングライター吉田拓郎が特別ゲストとしてギターとコーラスで参加した「体温」も収録。今作について中島みゆきの音楽プロデューサーの瀬尾一三は「コロナ禍だからこそ生まれた、新しい楽曲制作のやりとりが、逆に曲に対してのより深い理解に繋がり、1曲1曲がより完成度の高い作品になった」と語っている。その言葉どおり、中島みゆきの多彩で繊細で力強い歌声が、ラスト10曲目の「夢のみやこ」まで、瀬尾アレンジとともに昇華し、いつまでも心に響いてくる優しく力強い作品に仕上がっている。

Product作品内容

中島みゆき 『世界が違って見える日』 ジャケット
中島みゆき 『世界が違って見える日』 2023年3月1日発売 定価:3,300円(税込) / YCCW-10414

~ 収録曲 ~

  • 01.とも
  • 02.島より
  • 03.十年
  • 04.らん
  • 05.体温
  • 06.童話
  • 07.つぐみ
  • 08.心月つき
  • 09.天女の話
  • 10.夢のみやこ
(全10曲)

Movie視聴動画

Lliner notesライナーノーツ

歌詞カードを見ながら聞き始めて、一曲目の「ともに」で目が釘付けになった。

サビにこんな歌詞があった。

風前ふうぜんともしだとしても 消えるまできっちりともっていたい”――。

風前ふうぜんともしか、と思った。

『世界が違って見える日』は、2020年1月の『CONTRALTO』以来、3年ぶりだ。あのアルバム発売後に始まった『中島みゆき2020 ラスト・ツアー「結果オーライ」』24公演は緊急事態宣言のために8公演で中止。それ以降の最初のアルバムとなる。

全国ツアーに区切りをつけただけでライブ活動を辞めたわけではないとは言うものの音楽活動の一つの節目になったことは間違いないだろう。「ともに」は、そこから新たに走り出そうとする「再出発宣言」であり「生涯現役宣言」に思えた。

それもやみくもに「走りだす」のではない。「走りごう」と歌っている。誰もが独りで生きている。自分では「走っている」と思えない「君」も実は「走っている」。「僕たち」はそういう「君」と共鳴して「走り出そう」と歌っている。

で、「風前ふうぜんともし」である。

あらゆることが「風前ふうぜんともし」になっているのではないだろうか。人の命や地球環境、そして子供たちの未来。今まで当たり前だと思っていた価値観が思ってもいなかった形で覆されてゆく。6曲目の「童話」でいみじくも歌われているように“子供たちに何んと言えばいいのだろうか”という出来事が世界を震撼させている。

ただ、「ともに」の中にはそうした大状況は出てこない。何が“ともし”なのかというと“生きる互いのはいが ただひとつだけのともし”だと歌う。そこに人がいること、人のはいがすること。緊急事態宣言の後の街には“人のはい”すらなかったことを思い出す。

アルバムの中にはいくつもの「はい」がある。全10曲が「はい」を求めた旅のように聞こえる。工藤静香が歌った2曲目の「島より」やクミコへの提供した3曲目の「十年」は離れていてもその人の「はい」を慈しむような歌だ。

音楽活動を引退すると言われた吉田拓郎が参加した「体温」は「らん」を生きる指針でもあるのだと思う。「つぐみ」と「心月つき」と続く闇の中で「はい」を探し求める孤独な旅を待っていたのは愛おしいまでに人間臭い「天女の話」だ。

一曲目の「ともに」で走りだした先がどこだったのか。10曲目の「夢のみやこ」がそれだろう。“悲しみごと横たわる空”と“荒れ果てた野辺”では”樹々”や”水“が歌い若木が背伸びしている。”人“の姿はなくても”命の歌”の”はい“はある。

アルバムの中には”感染症“も”戦争“も出てこない。目の前で起きていることよりその奥にあることや先に待っていること。それこそが彼女の歌の普遍性ではないだろうか。 筆者も含めてこの3年で“世界が違って見えた”人は多いだろう。このアルバムを聴いた後に“世界が違って見える日”が訪れるかどうか。そこからまた新しい旅が始まるのだと思う。

田家秀樹

Special privilege先着特典情報

全国のCD取り扱いショップでご購入のお客様に
先着でオリジナル特典をプレゼント。

オリジナル・クリアファイル

オリジナル・クリアファイルA4サイズ

対象店舗

全国のCDショップやインターネット・オンラインショップ、
CDの取り扱いがある家電量販店や書籍店など

※楽天ブックス、セブンネットショッピングは対象外となります
アクリルキーホルダー

アクリルキーホルダーサイズ約6cmx6cm

対象店舗

楽天ブックス

ミニスマホスタンド・キーホルダー

ミニスマホスタンド・キーホルダーサイズ 縦6.5cm×横4cm

対象店舗

セブンネットショッピング

※特典は先着となり、無くなり次第終了となります。
一部実施のない店舗もございます。あらかじめご了承ください。
詳細はこちら

Campaign特別企画

特別企画1

タワーレコードが全店でプッシュするプライオリティ企画「マンスリー・タワー・プッシュ」2023年3月度に中島みゆきが決定!抽選特典もあり!

「マンスリー・タワー・プッシュ」中島みゆき

タワーレコードの「マンスリー・タワー・プッシュ」2023年3月度に中島みゆきが選出。全国のタワーレコード、タワーレコード オンラインで『世界が違って見える日』の発売を記念したコラボ展開が開催。3月12日(日)まで中島みゆき「マンスリー・タワー・プッシュ」大型ポスター(B1サイズ)が全国店舗で掲出。さらに、『世界が違って見える日』をタワーレコードの対象店舗でご購入された方に、先着特典の「オリジナル・クリアファイル(A4サイズ)」に加え、応募抽選でこの「マンスリー・タワー・プッシュ」B1ポスターを10名様にプレゼントする限定企画も実施。発売時には大型パネルを設置する店舗もあり。

詳細はこちら
特別企画2

タワーレコード新宿店で中島みゆき限定POP UP SHOP「MIYUKI NAKAJIMA POP UP SHOP “PLACE 2023”」が開催決定!実物衣裳展示やグッズ販売、限定先着特典もあり!

タワーレコード新宿店で中島みゆき限定POP UP SHOP「MIYUKI NAKAJIMA POP UP SHOP “PLACE 2023”」が開催決定!

ニューアルバム『世界が違って見える日』のジャケット写真で中島みゆきが実際に着用した衣裳の特別展示や大型パネル展示。これまでのアルバムや映像作品をすべて取り揃え、中島みゆきの軌跡を俯瞰しながら楽しむことが出来るセレクションコーナー企画「MIYUKI NAKAJIMA POP UP SHOP “PLACE 2023”」を展開。さらに、『中島みゆき 2020ラスト・ツアー「結果オーライ」』オフィシャルグッズの期間限定販売やPOP UP SHOP限定の先着特典施策などもあり。

場所:タワーレコード新宿店9F
POP UP SHOP開催期間:2月28日(火)~ 3月19日(日)
イベント内容や特典などの
詳細はこちら
特別企画3

HMVのフリーペーパー最新刊の表紙が中島みゆきに決定!

HMVのフリーペーパー最新号の表紙に中島みゆきが決定!

「HMV the music & movie master ISSUE 359」 (3月7日配布号)の表紙に中島みゆきが採用されました。 本作について中面2Pで掲載。全国のHMVで無料先着配布中です。

Double release同時発売情報

同時発売1
映画『Dr.コトー診療所』オリジナルサウンドトラック

歌がなくても聞こえてくる「中島みゆきの音楽集」~こころに寄り添う24の旋律~

V.A. 2023年3月1日発売 定価 3,300円(税込) / YCCW-10405~6 詳細はこちら

~ 収録曲 ~

  • DISC-1
  • 01.慕 情
  • 02.糸
  • 03.銀の龍の背に乗って
  • 04.愛 詞(あいことば)
  • 05.悪 女
  • 06.時 代
  • 07.空と君のあいだに
  • 08.泣きたい夜に
  • 09.with
  • 10.愛だけを残せ
  • 11.最後の女神
  • 12.ホームにて
  • DISC-2
  • 01.麦の唄
  • 02.化 粧
  • 03.浅い眠り
  • 04.地上の星
  • 05.横恋慕
  • 06.わかれうた
  • 07.狼になりたい
  • 08.歌 姫
  • 09.誕 生
  • 10.蕎麦屋
  • 11.一期一会
  • 12.ヘッドライト・テールライト
(全24曲)

中島みゆきの音楽プロデューサー瀬尾一三のプロデュースによる中島みゆき公式のインストシリーズ。中島みゆきの名曲、代表曲をピアノ、ギター、チェロ、フルートなどの美しい楽器で奏でた心に癒しを与えてくれる作品としてファンの間で人気の作品。今回、プロデューサーの瀬尾自身が既発売のシリーズ5作品の中から選曲、さらに“毎日を頑張る人たちのこころに寄り添う楽曲集”をコンセプトにした5曲の新曲(新録音)を収録した2枚組全24曲のベストセレクションアルバムとして発売。

新録された楽曲はNHK朝の連続テレビ小説『マッサン』の主題歌「麦の唄」、『北の国から』などの数多くのドラマを手掛けた倉本聰による帯ドラマ劇場『やすらぎの郷』の主題歌「慕情」、中島美嘉への提供曲「愛詞(あいことば)」、名曲「化粧」と「ホームにて」(新アレンジ)の計5曲。過去のシリーズ5作品からは誰もが知る「糸」「地上の星」「悪女」「空と君のあいだに」「銀の龍の背に乗って」など数々の名曲や代表曲が収録されている。

新録のアレンジは中島みゆきのコンサートや「夜会」でバックミュージシャンも務めている十川ともじと、過去の公式シリーズ5作品を担当した佐藤朋生。演奏も同様に中島みゆきのバックミュージシャンを務めていた坂本昌之や友納真緒などが参加し美しい音色を奏でている。

同時発売2
「時代を創った名曲たち4」~瀬尾一三作品集 SUPER digest~
瀬尾一三

「時代を創った名曲たち4」~瀬尾一三作品集 SUPER digest~

2023年3月1日発売 定価 3,080円(税込) / YCCW-10411 詳細はこちら

~ 収録曲 ~

  • 01.ヘイ! / ナウ
  • 02.風の街 / 山田パンダ
  • 03.My Sweet Little Eyes / しばたはつみ
  • 04.雨のステイション / ハイ・ファイ・セット
  • 05.酒もってこい / 芝田洋一
  • 06.LIVING IN THE CITY / ジュディー・アントン
  • 07.男と女 / CHAGE and ASKA
  • 08.Fly By Day / 杏里
  • 09.GOOD-BYE青春 / 長渕 剛
  • 10.黄昏のBAY CITY / 八神純子
  • 11.たわいないトワイライト / 松崎真人
  • 12.愛を振り向かないで / 石川優子
  • 13.マリンブルーの恋人達 / 児島未散
  • 14.ハーフムーン・セレナーデ / 河合奈保子
  • 15.風のエオリア / 德永英明
  • 16.君を抱きしめてた / 東野純直
  • 17.麦の唄 / 中島みゆき
(全17曲)

云わずと知れた日本を代表する中島みゆき、吉田拓郎、德永英明等の音楽プロデューサー瀬尾一三が作曲・アレンジを手掛けた時代を象徴する名曲をまとめた作品集。2017年の第1弾が10,000枚を超える出荷となりコンピレーションアルバムとしては異例のヒットを記録。そこから早くも4作目の発売となる。

シリーズ第4弾となる今作には2014年NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の主題歌でNHK紅白歌合戦でも歌唱された名曲「麦の唄」(中島みゆき)、80年代、ドラマ出演&主題歌で話題となった「GOOD-BYE青春」(長渕剛)の他、昨今CITY POPとしてブームとなっている作品を収録。特に海外からも評価が高くTikTokの投稿、再生回数でブレイクした「黄昏のBAY CITY」(八神純子)や「Fly By Day」(杏里)、「LIVING IN THE CITY」(ジュディー・アントン)等、現在のCITY POPブームの一端を瀬尾の作品が牽引していることの分かる楽曲も収録されている。どれもプロデューサー瀬尾一三の魔法(アレンジ)がかかった名曲たちである。

瀬尾の功績は年々認められ、昨年2022年には糸井重里が代表を務める(株)ほぼ日が「人に会おう、話を聞こう。」をコンセプトにスタートした「ほぼ日の學校」にも授業が配信され、谷川俊太郎をはじめ、林真理子、三谷幸喜など作家や芸能の文化人からスポーツ選手などと肩を並べている。

TOP